ご挨拶
第30回愛知県理学療法学術大会
大会長 岸川 典明
(愛知医科大学病院)
このたび第30回愛知県理学療法学術大会大会長を拝命し、大変光栄に感じるとともに、その重責に身が引き締まる思いです。
愛知県理学療法学術大会の開催は平成2年に第1回の愛知県理学療法学会を開催して以来、今回で33年、30回(諸事情により開催中止年度あり)という節目を迎えます。本学術大会は、愛知県の理学療法士が
年度末に集まる恒例行事として認識され、学術活動の活性化、会員相互の交流、ネットワークづくりに貢献し、演題数は約100題、参加者は約1000人以上の大規模な学術大会に成長して参りました。また、都道府県士会として唯一、日本学術会議協力学術研究団体の指定を受ける団体として登録されております。
30回を迎えるにあたり、例年と会場を異にして、また、期間も拡大し開催いたします。本学術大会は、記念大会としての位置付けだけではなく、本学術大会の在り方を準備委員会で検討し、会期の変更、急速に拡大する高齢化社会と医療・福祉の要請に理学療法が応えるため、また、未来を担う若手理学療法士の育成を目指し、テーマを「30回の歩みと未来への挑戦 -時代が求める理学療法科学の探究-」といたしました。テーマである「未来への挑戦」に活かせる内容として満足していただける学術大会となるよう準備をしてまいります。一般演題の他、特別講演、パネルディスカッション、シンポジウム、教育セミナー、各分野の匠の話を間近で聞けるMeet the mentorなどの企画をご用意しております。一般演題では、口述発表形式で行います。その他、特別講演、教育セミナー、シンポジウム、パネルディスカッション応募者のみならず、参加者にとって聴講内容が理解しやすくなり、その内容が、各位の臨床および研究に生かすことができるものと考えております。
会期は令和4年4月23日(土)、24日(日)の2日間、名古屋国際会議場を会場として開催する準備をしているところです。新興感染症拡大の勢いは止まらず、予断を許さない状況ですが、現時点では、現地開催とライブ配信を合わせたハイブリット形式での開催の他、後日オンデマンド配信でも視聴できるよう準備を進めています。
本学術大会を真に実り多きものにするためにも、多くの方々に本学会へ足を運んでいただき、様々な学術交流を深めていただきたいと思います。
運営スタッフ一同、皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。 謹白